日本のテセレーションデザイン

その歩みと展望

2022年9月24日〜10月2日 大阪商業大学ギャラリー

大阪商業大学でテセレーションデザイン企画展 「敷き詰め図形の魅力感じて」

https://higashiosaka.keizai.biz/headline/1734/

テセレーションデザイン100年 

100年前の1922年、テセレーションの可能性はオランダの版画家M.C.エッシャーにより飛躍的に開花しました。アルハンブラ宮殿でイスラムの装飾タイルに触発されたエッシャーは、タイルの敷きつめをもとに動物が群れる躍動的な作品を多く制作したのです。

 エッシャーの作品は世界中で人々を魅了し、次第にその作風は「テセレーションデザイン」として広まりました。敷きつめた図形が動物等にみえる騙し絵のような模様が、人々の探究心を刺激するのです。


日本におけるテセレーションデザインの歩みと展望

 本展は日本でテセレーションデザインの一線で活躍する7人の作家を紹介します。出展作品は作家独自の探究があらわれる代表作です。

 特別ゲストとして久保道夫氏を日本テセレーションデザインのレジェンドとして紹介します。1950年代制作の久保氏の作品は美術史家ゴンブリッチの名著『装飾芸術論』(1979年)で紹介され世界的に有名です。本展ではアパレルブランドとの最新コラボ作品を展示します。

 また日本中から寄せられた新たなテセレーションデザインの伊吹が垣間見られる作品を紹介します。当協会の啓発活動の一貫であるコンテストなどの公募の入選作を展示します。


久保道夫

「地と図の逆転」する白黒の動物模様というお題に対して、自分なりにエッシャーとは違うアプローチで挑んでみたいと思いました。自分はシルエットだけでモチーフの動物がはっきりわかるシャープなデザインを探究しました。

「人と馬」は、シャープなシルエットを活かした代表作です。「図と地が逆転」する騎手と馬の二つのモチーフを、白黒二色のシルエットのみで表現しました。このデザインはアパレルブランドとコラボで使われています。

手がけた他の作品の多くは、シルエットに「目」だけを描き足しました。描き足したくなかったのですが、動物を認識するために「目」はとても大切な要素です。

アパレルブランドとコラボ

マーブルシュッド 2022秋コレクション

https://www.marble-sud.com/note/2022fall_winter_collection/

◆ 名称:日本のテセレーションデザイン その歩みと展望

◆ 会場:大阪商業大学 ユニバーシティ・コモンズ リアクト南館1Fギャラリー

   (大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番25号)

◆ 日時:招待者向け内覧会 2022年9月24日(土) 13:30~17:00

    一般公開 9/25(日)~10/2(日) 10:00~17:00 最終日は15:30まで

◆ 出展作家:中村誠,藤田伸,谷岡一郎,鳥越眞生也,荒木義明,杉本晃久,天童智也